About

MTA合金とは

MTA合金は長年培ったノウハウを活かし、これまでとまったく違った新しい溶解方法を開発。鉄と銅の粒子を微細に分散させ、結晶レベルで両金属を合金化させるという手法で世界で初めて鉄と銅の合金化に成功いたしました。

過去に似たような試作品がありましたが、当合金は結晶がきれいに分散されており、大気炉にて量産化できることが最大の特徴です。

鉄と銅の比率を調整することで様々な銅合金の性能を持たせることが可能なことから、マルチに使える合金-【Multi Tool Alloy】と命名されました。

News

新着情報

今年も猛暑到来!藻・アオコ対策の決定版を緊急開発!

藻の対策の切り札! きよみずボール(CS-10)が被害を食い止めます 2024年は超猛暑が予想されています。 すでに2月の最高気温は25℃を突破、藻は気温が20度を超えると発生し始め、25度を超えると一気に増殖し始めます。このままいけば3月半ば辺りから藻が発生しはじめ、3月中旬あたりから増殖が始まると弊社では予想しています。 そこで「藻」「アオコ」対策究極の切り札をご紹介いたします。 MTA合金オリジナル製品「きよみずボール CS10」です。...

銅価格上昇へ 2024年内143万円の可能性

Forbes 米国利下げと中国の需要急増 クリーンエネルギーでも銅は重要資源にー フォーブスジャパン(2月14日配信)にて今後の銅価格についての予測記事がありました。すでに銅価格は数年前に比べ2倍の1200円を超え、使いづらい資源となっています。さらにコロナ禍以降、世界の製造業がゆるやかな回復基調にあることで今後も値上がりは続き、2024年内にキロ1430円になる可能性があると報じられています。 【今回の記事はこちら】 https://forbesjapan.com/articles/detail/69096...

海水水素生成の合金電極を開発ー筑波大 MTAもー 

科学技術振興機構「サイエンスポータル」より 筑波大・名古屋大・高知工科大の共同研究チームが、9つの金属を使った「海水水素生成に使える可能性のある合金を開発した」というニュースがリリースされました。現在各国で開発が進められている「海水からの水素生成」の実現は、これからの社会に必要不可欠と言われる「水素の大量生産及びコスト削減」に欠かせない世界の開発プロジェクトです。 ...

事務所移転のお知らせ

平素よりお世話になっております。 新年よりオフィスを下記に移転いたしまた。 ■移転先住所:東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル807■電話番号:03-6824-7058■FAX番号:03-6824-7061#電話番号及びファックス番号も変更になります。 これを機に社員一同 心機一転...

謹賀新年

新年、お慶び申し上げます。 新たな年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

インドの成長で銅の価格高騰は間違いなし

Merkmalというニュースサイトに「インドの経済成長により、銅の需要が今後ますます高まるのは確実」という記事がありましたのでご紹介します。当サイトでも度々指摘しているように、世界のEV化と風力発電化の流れは今後の銅の需要を爆発的に増加させ、一方で銅の供給量が追い着かないため、結果として価格の高騰は避けられそうにありません。記事には1950年からの各国の銅消費量のグラフが出ていますが、日本では2000年に233円/Kgだった銅の価格が2022年には1202円/Kgと実に5倍になっています。価格高騰の背景には中国の成長があるのですが、実...

展示会 お礼

この度は出展致しました第10回メタルジャパンでは、お陰様で大変大きな反応を頂きました。遠いところご足労頂きました皆様には、改めましてお礼申し上げます。中日となる5日(木)にはテレビ東京BIZの注目の製品というYOUTUBE生中継番組にも出演させて頂きました。ありがとうございました。「セラミックボールMTA-CS10」は池や貯水地、プールやクーリングタワーなどの藻の発生をブロックし、透明な水質の維持に大きく役立ちます。特に気温の高い夏場に藻の発生に悩まされている事業者様は是非こちらをお試しください。また水耕栽培やメダカや観賞魚などの水槽...

10/4開催・第10回メタルジャパン出展のお知らせ

 ●超抗菌作用がはたらく銅ステンレスやベリリウム銅代替金型材など多数の展示品をご用意。 「鉄から造る銅合金」MTA合金は、2023年10月4日から開催されるメタルジャパンに出展致しますのでお知らせいたします。 今回は新たに開発した超抗菌素材・銅ステンレスを使ったMTA環境ソリューションをご紹介。...

銅の臭いってなんだか知っていますか?

意外と知られていない金属の臭いと銅イオンの抗菌効果 「金属の臭い」と聞いて皆さんはどんな臭いを想像しますか?例えば10円玉を触ったときのあのツーンとした臭いや、鉄棒を触ったときの何とも言えない嫌な臭い、街角の手すりなど触った後も手に変な臭いがついてたりしますよね。あれが金属の臭い、と思っている方も多いと思います。 実はそれ、大間違いです。金属を触った後に手についている臭いは、実は自分の臭いなんです。正確に言うと、手についていた皮脂成分が金属と反応した臭いで、金属の臭いではありません。 たとえば...

LK-99 超電導否定

世界中の科学者から熱い注目を浴びていた韓国研究チーム開発の「LK-99」ですが、複数の研究機関の再実験(追試)で超電導ではないことが判明しました。超伝導体を示す一要因でもあった「磁石の上で物質が浮遊する現象」は、物質が強磁性であるがゆえに起きる半浮遊現象だと指摘されました。これはハーバード大の博士が同じようなペレットを試作し磁石に置いたところ、同じように半浮遊(半分しか浮遊しない)した動画を公開し信ぴょう性が高いものとなっています。確かにLK-99の浮遊動画は半分しか浮遊しておらず、本来超電導は浮遊してクルクルと回転しなくてはなりませ...

夢の超電導 LK-99は本物か

韓国で「夢の超電導が開発された」というニュースをご存じでしょうか。 事実ならばノーベル物理学賞ものの世紀の大発見になるそうですが、果たしてこれが真実なのか賛否が分かれ現在各国で検証作業が進められています。 https://japanese.joins.com/JArticle/307358?servcode=300&sectcode=300...

インバー合金の謎が128年経ってついに解明される!

 合金界にとって大きなニュースが飛びこんで来ました。インバー合金のメカニズムが解明されたというのです。                                          金属や木材などは温度が上がれば膨張し温度が下がれば収縮するのが特徴です。しかしインバーはこの熱膨張をほとんど起こさない合金です。インバー合金の材料は鉄とニッケルというありふれたものですが、ある一定割合(鉄64%ー36%)で合金化すると不思議なことに熱膨張が起きない合金に変身します。(よく見るとこの数値は黄金比まではいきませんが16:9になります)...

東京ビッグサイト インターモールド 2023 出展のおしらせ

MTA合金は4月12日(水)~15日(土)の期間、東京ビッグサイトにて開催される『インターモールド2023』に出展致します。 金型総合技術誌「型技術3月号」にてお知らせしました新・金型材『MTA-FeX2』並びに新・電極材『MTA-DL73』の展示を予定しておりますので、是非お立ち寄りください。 【展示会名】インターモールド・金型展2023 【日  時】2023年4月12日(水)-15日(土)16時まで 【小間番号】1-141-6(型技術協会内)...

『型技術2023年3月号』に掲載されました

本日発売されました金型専門誌『型技術2023年3月号』(日刊工業新聞社発行)にて、 「【特集】金型を進化させる新材料~型材、AM用粉末、電極~」内に MTA合金が開発中の「ベリリウム銅代替金型材」および「銅タングステン代替型彫り放電電極材」、「金属3Dプリンター用粉末」が掲載されました。 金型業界に少しでも役立てましたら本望です。是非ご一読ください。よろしくお願いいたします。...

銅が再び値上げ相場へ ブルームバーグ

「再び銅が高値となりそうだ」そんな記事がブルームバーグに掲載されました。 すでに今年に入り相場が上昇している銅ですが、ゴールドマンサックスの戦略責任者によれば、今後数年以内に銅が市場で見たことがないほどひっ迫する可能性があるのだといいます。...

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。 謹んで新春のお慶びを申し上げます。 皆様のおかげで今年も無事に新しい年を迎えることができました。お引き合い並びにご協力いただきました皆様方に厚く御礼申し上げます。 今年も世界の流れは「脱炭素」あるいは「持続可能社会の実現」がテーマとなりそうです。特に産業素材として欠かせない「銅」は、わずか27年後の2050年には枯渇すると言われております。MTA合金はまさにそのような時代に誕生いたしました。...

(お詫び)金型材MTA-FeXについて

平素よりお世話になっております。 兼ねてよりベリリウム銅代替材の金型材として開発を進めているMTA-FeX(熱伝導90W/mk)ですが、最終製造工程で不具合が発生したため現在サンプルワークを一時中断しております。ご予約いただいているお客様にはご期待に沿えず申し訳ございません。引き続き開発を進めて参りますが、もうしばらくお時間かかりますことご容赦願います。...

JIMTOF2022(株)ソディック様へのご協力のお知らせ

2022年11月8日(火)~13日(日)まで開催される予定の日本国際工作機械見本市「JIMTOF2022」が東京ビッグサイトにていよいよ開催されます。 金属3D造形装置、放電加工機、マシニング等、様々な工作機械が日本中から集結します。弊社のメタルパウダー「MTA9100-GP20」の粉末と試作造形品が株式会社ソディック様のブースにて紹介される予定です。是非会場にお越し頂けましたら幸いです。 入場事前登録はこちらのソディック様特設サイトからどうぞ。...

非鉄溶接棒、真鍮Tig溶接棒について

~黄銅(真鍮)と鉄の溶接を実証 動画あり~ 株式会社 エグジットメタルワークサプライ様から貴重な動画のアップ情報を頂きました。ずばり「MTA-YB5」の溶接性についてです。弊社の溶接棒「MTA-YB5」は非鉄と非鉄あるいは非鉄と鉄の溶接を簡単にする鉄と銅の合金で作られた新しいTig溶接棒です。 https://www.youtube.com/watch?v=2rppayBgLY4 様々な検証動画が話題の「エグジットメタルワークワプライ」より...

EV・5G・風力発電 避けられない銅不足

世界的な銅不足を予想する新しい記事がGIZMODOに出ました。内容はS&P GLOBALの最新リポートからの引用で、「銅の需要は2035年までに今の倍近くに跳ね上がって、1900年から120年で使った銅を上回るほどの量を今後30年間で使い切ってしまう」のだとのことです。「使いきってしまう」というなんとも衝撃的なフレーズですが、人間生活が向上すればするほど銅合金の需要が高まってくことを考えれば十分あり得る話かもしれません。...

銅相場急落も、2025年にはキロ2000円か

銅相場が急落しています。2022年4月の1万300ドル/トンから直近7月12日時点で7354ドル/トンと大きく値を崩しました。原因はウクライナ戦争の影響による欧州のエネルギー危機で、「欧州の消費の減退及び産業活動の停滞による成長軌道への逆風」だと報じられています。 欧州は中国と産業関連で結びつきが強く、欧州の景気後退は中国の産業にも大きな影響を与えることから、世界的なドル高も加わり銅相場が一気に急落したものと思われます。...

溶接棒販売のお知らせ「MTA-YB5」

これまで製造不可能とされてきた「鉄」と「銅」の鉄銅合金、MTA合金から誕生した新しい溶接棒のご紹介です。 異種金属溶接を簡単に可能にする溶接棒「MTA-YB5」が誕生しました。下記の溶接後のワーク材の硬度をご覧ください。黄銅とSUS、銅とSUS,リン青銅と黄銅などの溶接部分の硬度がどれも素材そのもの硬度を上回っています。 つまり、これまでは難しかった「非鉄」と「鉄系素材」、あるいは「非鉄」と「非鉄」といった異種金属素材の溶接が簡単にできるのが「MTA-YB5」です。 黄銅+SUSの溶接...

金型新聞 5月号 掲載のお知らせ

新金型材『MTA-FeX』が令和4年5月号に掲載されましたのでお知らせいたします。 高機能ハイサイクル金型材をリーズナブルに。是非MTA-FeXをお試しください。...

産業情報かわさき 掲載のお知らせ 

MTA合金株式会社が川崎市産業振興財団の機関誌にて紹介されました。 川崎市産業振興財団は弊社のような中小企業を様々な面で支えてくれる公益財団法人ですが、弊社も平素より市内の企業様をマッチングしていただくなど、大変お世話になっております。...

はんだ生産に材料危機。需要あるも主原料すずの調達困難で生産頭打ち

近代工業に欠かせない「はんだ」にもついに材料危機が到来したようです。国内はんだメーカーが原材料を調達できなくなっており、はんだ価格が前年比で7割も上昇しているとのことです。5G、EV、風力発電需要が世界的に伸びれば伸びるほど、ニッケルや銅と同じくすずの需要も高まるため、今後もはんだの高値はは続きそうです。そこで、弊社MTA合金から、代替材のご提案です。MTA合金はこれまで不可能とされてきた鉄に銅を何%でも自由に配合できる新しい合金です。銅の特性が鉄に入るため、鉄鋼材に比べかなり熱伝導、導電率が上がります。また材料は鉄と銅がメインである...

「銅の需要ひっ迫でも、できることない」

世界最大手の産銅会社「米・フリーポートマクモラン」 相変わらず銅の価格が上がりそうです。今月1日、米大手産銅会社のフリーポート・マクラモンのCEOが銅の市場のひっぱくについて、「価格の問題をはるかに超えている」と述べたというニュースがブルームバーグに掲載されました。つまり銅の価格が今以上に高騰しても、大幅な増産はすぐにはできないということです。5F,EVなどの発展、さらには風力発電などクリーンエネルギーへの転換に伴う銅需要は今後も急増が見込まれており、今後ますます銅や銅合金の価格の高騰が懸念されるとのことです。...

銅不足深刻化 50年後利用困難に・・三菱総合研究所

ウクライナ危機で非鉄金属が高騰していることから、改めて銅やニッケル、錫といった金属資源の素材代替が叫ばれています。弊社が調べたところ、2020年に三菱総合研究所さんから興味深いレポートが出されていましたので抜粋いたしますが、埋蔵量からみても鉄やアルミに比べ「銅」の埋蔵量は極端に少なく、今後50年間の自動車や宇宙関連における世界の発展を考えると、リサイクルをもってしても銅の供給量に限界が来るというものです。そのため銅やニッケル、タングステンといった鉱物を材料とする合金の代替材開発が世界各国で進められています。...

アルミ・錫は最高値更新、ニッケルは年初比4割上昇

非鉄金属価格の高騰続く。 ウクライナ危機の影響で非鉄金属が断続的に高値更新となっています。元々銅やニッケルが高値圏で推移していましたが、アルミ(35%値上がり)やスズ(21.4%値上がり)も高騰してきています。当然、これらの金属から作られる銅合金などもさらに高騰してくることになり、すでにベリリウム銅や銅タングステン、リン青銅なども高騰してきています。一方で鉄は安定価格を維持しております。...

発注急増中!金属3D造形によるコネクタ試作 電装メーカー様納得のデキ 部品5点10万円~

ついに極小コネクタの金属3D造形が確立されました。 これまで金属3D造形で極小、極細のコネクタや接点系の試作造形は細かすぎたり、造形後の質の低下で事実上不可能でした。しかし、この程MTA合金では「MTA9100ーGP20」を使った金属3D造形にて、20mmや80mmといった極小コネクタの造形に相次いで成功いたしました。 例えばコネクタは極小で且つ複雑な形状をしています。この度大手電装メーカー様からご発注いただいたのは、直径2㎜以内、長さ10㎜以内の極細形状の丸型端子部品や、厚さ0.3㎜程度の極薄クリップ形状のものでした。...

テクニカルショウヨコハマオンライン出展

MTA合金は2022年2月4日~10日開催のテクニカルショウヨコハマにオンライン出展いたします。最新の薄肉3D造形はコネクタなど精密部品の試作に好評です。またベリリウム銅の代替材としてMTA-FeXもご案内しております。お気軽にお立ち寄りください。 【入場無料】https://form.nikkan.co.jp/r/c.do?1xYd_2Irv_3K0_aes ■会 期    2022年2月2日(水)~4日(金) □会 場    パシフィコ横浜展示ホールA・B・Cホール(13,300平方メートル)...

金属3D造形活用へ

金属3D造形分野で大きなニュースが入ってきました。いよいよ金属3D造形が大手メーカーで採用され始めてきたようです。 MTA合金は最大0.15㎜の薄さの造形を武器に、「より薄く」「より細く」を目標に金属3D造形物の小型化、軽量化を目指しています。                                              以下、日刊工業新聞さんより抜粋です。 ■住友精密工業が産業機器の量産に3Dプリンター活用        ...

熱鉄合金「MTA-FeX」は常識を変える新金型材です

MTA合金では、熱伝導率を88%/m・kまで高めた新金型材「MTA-FeX」を本年2月(予定)より、本格リリースいたします。熱伝導は元より、硬度もHRC27~32と金型材としては十分な硬度がございます。金型は熱伝導率が高いほど熱しやすく冷めやすいため、サイクルショット数が上がり、生産性が向上します。現在ベリリウム銅やコルソン銅などをお使いの方が多いと思いますが、是非こうした銅合金の代替材としてお試しください。MTA-FeXについてもっと知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。...

新年あけましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりました。お陰様で弊社製品の本格的な販売に向けて、大変明るい道筋が見えて参りました。金型材、金属3D造形他、皆様のお役に立てるよう精進して参りますので、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 令和4年 元旦...

東京産業交流展示会に出展します!

MTA合金株式会社 柴田 徹郎 平素よりお世話になっております。 MTA合金よりお知らせです。 弊社は今月24日から開催される「東京都産業交流展」に出展致します。 特にこの度は世界でも初めてのお披露目となる 鉄と銅の比率を10%ずつ調整したMTA合金を展示させて頂きますので、 是非ご来場の方お待ち申し上げております。 展示内容 ①世界初 鉄と銅の新合金MTA合金 比率調整別のご案内 ②高熱伝導88W/m・kを有する最先端ハイサイクル金型材「MTA−FeX」のご案内 ③格安でご提供 金属3Dプリンタ—造形におご案内...

金属3Dプリンターで〝歩道橋〟

ついに金属3Dプリンターで歩道橋ができたというニュースが発信されました。 2021/09/30 fabcrossより 場所はオランダ・アムステルダム。2021年7月15日に長さ12Mの歩道橋が開通。開発にはなんと4年もかかったそうです。記事では「3Dプリント技術がエンジニアリングにおいて主要な技術になろうとしている」とあります。 ご興味ある方はこちらをご覧ください。すごい技術です。 https://fabcross.jp/news/2021/20210930_3d-printed-steel-footbridge.html...

いよいよ銅合金の3D造形が本格化

ShareLabNEWSに「金属3Dプリンターによる電気自動車に使用する電気モーター部品の開発」という記事が出ましたので共有させて頂きます。 https://news.sharelab.jp/3dpnews/metal3dp/pbf3d-exone-210908/ 『パインダージェット方式金属3DプリンターのパイオニアであるExOne は(中略)米テネシー州を拠点とするスタートアップ企業...

抵抗溶接とは

金属板を重ね合わせて電極に挟み、電極を通して高電流を流し、熱と加圧で溶接する方法です。方式としてはスポット溶接、プロジェクション溶接、シーム溶接に分けられます。 スポット溶接はその名の通り「点」で接合する方法です。電極に高電流を流し加圧力でワーク材の内部を溶融させ、溶接部にナゲットを形成して接合します。大量生産に向いているため自動車製造分野で多用されています。...

ベリリウム銅の代替性

ベリリウム銅とは(ベリリウムどう:BeCu) ベリリウム銅は銅に0.5 - 3%のベリリウムを加えた合金です。ベリリウムが少ない「低ベリリウム銅」と多い「高ベリリウム銅」があります。 とにかく銅合金の中で最高の強度を持ち熱伝導も優れていて、さらに金属加工性も良いことから使い勝手は最高です。例えば電極や金型、精密機械の部品やバネ、コネクタ、そして電池から楽器、軍事部品、海底ケーブル、さらには宇宙関連部品まで、実に様々な分野で重宝されています。...

金属3Dプリンター造形サービスページ完成のお知らせ

金属3Dプリンター試作造形のページができました。2030年には3兆円市場との予測も出ている金属3Dプリンターを今から極めませんか?MTA9100-GP20の登場で銅合金の造形物もできるようになりました!弊社OEM産格安金属3Dプリンターの情報も掲示しております。ぜひご覧ください。...

型彫り放電加工に新しい電極材 MTA合金

型彫り放電加工は「造形したい型を彫った(加工した)電極」に放電することで電極から火花を飛ばし、ワーク(被削材)に型を転写して造形していく加工のことです。ワークに電極そのものは当たらず、数ミクロンレベルの隙間を作り放電していきます。 この放電加工の大きなメリットは、硬くて切削などが難しい材料も、溶かして形を作っていくため簡単に加工できることです。要はお互い電気さえ通れば加工ができるわけです。 一方でデメリットは時間がかかることです。そのため量産性はなく、主に金型の加工などに用いられます。...

ダイキンが銅使用量を半減 アルミで代替

8月24日 日経新聞より ダイキン工業さんがエアコンで使う銅の使用量を半減させ、アルミに切り替えるというニュースが各業界に大きな衝撃を与えています。 24日付日経新聞によれば、「銅の国際価格が1年で4~5割上昇、ダイキンは他社に先行して銅からアルミに切り替える。ダイキンはエアコン室外機の熱交換器などに銅を使っており、21年度は300億円以上のコスト増要因になる模様」とのことです。...

ホームページを更新しています

平素よりお世話になっております。 MTA合金よりお知らせです。 MTA合金株式会社はただいまホームページの更新作業を行っております。 そのため一部まだリニューアル中ではございますが、順次オープンして参ります。 ご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせください。...

強度と導電率を選べる新しい電極材 MTA合金

自動車や家電などに使われる溶接の電極材と言えば、銅や銀、クロムジルコニウム銅などが挙げられます。しかし大電流を必要とするスポット溶接となると、100~500A/mm²という高電流負荷がかかるため、耐熱性に優れた銅合金が必要で、ベリリウム銅やタングステン、銅タングステン、モリブデン、などが使われます。しかしこれら銅合金の弱点は熱と価格です。 MTA合金は鉄と銅の比率を調整することで導電率や引張強度の特性が変わります。...

銅タングステンの代替性

銅タングステン(銅タン)とは タングステンに銅を混ぜた合金が銅タングステン(ドウタングステン)です。現場では銅タン(ドウタン)と呼ばれ、導電性と切削性が非常に良いため使い勝手が良く、超硬など難材料の切削用電極などに使われます。粉末冶金法を使った複雑な工程で製造する必要があり、さらにタングステンが高価なことから、高級銅合金として扱われています。 成分 Cu30―W(タングステン)70 が代表的です。 銅タングステン 性能 密度:14.2 硬度:HV180 熱膨張係数:9.6⁻⁶/k 熱伝導率:230W/m・k 導電率43%IACS...

金型と熱伝導の関係

MTA9100 とハイサイクル金型材 金型と熱伝導 ■プラスチック成形の金型は、樹脂を素早く冷却するために熱伝導・熱拡散が大変重要です。金型なので硬度が必要なことから、主に鉄系合金が金型の材料として使われていますが、鉄系合金熱伝導が低いのが弱点です。 主な鉄系合金の特性    製品             硬度       熱伝導率(W/m・k)  炭素鋼      S50C            HB116‐150          ...

2040年 EV関連銅需要は400万トン以上に

8月4日 日経新聞より 世界の車がEVに代わる時代に入りました。エンジンからモーターに、脱炭素の波は車そのもののシステムを変えようとしています。また5Gや6Gの普及も進む中、社会は益々電子化されようとしています。その結果、、、銅の需要が今後ますます上がり、銅合金の価格にも大きな影響を与えてきています。日経新聞によれば、英国の調査会社CRUの話として、以下のように話しています。 「EV1台当たりの銅使用料はエンジンの4倍の約80Kg。EV関連の銅需要は2020年の約30万トンから2040年には13倍の約400トン以上に達する見通し」...

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紹介動画

Metal Trivia

金属豆知識

高ベリリウム銅

銅合金の中で最も高い強度をもった合金。非磁性で火花を発しない性質を持つため、危険環境下で使用される防爆工具としても使用される。熱処理により硬度・導電率等の調質が可能。

低ベリリウム銅

ベリリウム銅合金の中でも、ベリリウム含有量が低いため、硬度・強度では劣るが、熱伝導と導電性に優れた合金。黄銅に近い色合いの高ベリに対し、低ベリの外見は銅に近い。

銅タングステン

タングステン粉末をポーラス形状に焼結し、溶解した銅を浸透させた素材。耐摩耗性に優れるが、繰り返しの使用で導電性が低下する傾向にある。また電極材料としては高価な部類に入る。

リン青銅

リンを添加する事で脱酸された青銅。強度・加工性・バネ性に優れ導電率も高いため、電子部品や機械部品に使用される事が多い。C5240は特にバネ性に優れるため、バネ用リン青銅と呼ばれる。

MTA合金株式会社

〒108-0074
東京都港区高輪3-23-17 品川センタービル807
TEL: 03-6824-7058 / FAX: 03-6824-7061
E-Mail: info@mta-tokyo.jp

Corporation

会社案内

人類が最初に手にした金属の武器は「銅」でした。その後「鉄」を手に入れた小国が鉄の武器で世界を制覇。

やがて「銅」は食器や装飾品の材料となっていき、近代では熱や電気を通す性質から工業界で重宝される貴重な金属へ。古代より人類にとってあまりに身近である「鉄」と「銅」。両者が合わさったらいったいどんな合金ができるのでしょうか。

その答えはMTA合金がこれから証明していきます。鉄から造る銅合金で持続可能な社会の実現を目指して――新合金の挑戦が始まります。

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